指導者の市場価値。
フットボールの指導者は市場価値いくらでしょう。
ちょっと気晴らしにから超情熱家までが混在する中、一応指導者としてお金を頂く立場ではあります。
しかしながら、世間では指導者では食っていけないとの声。
そう言われることに否定は残念ながら出来ないです。
指導者として、ギリギリでも生活するだけ貰えるのは街クラブなどではほんの一握りでしょう。
指導者のお給料として、元は月謝が主です。
しかし、それだけではほとんどのチームでは難しいです。
スポンサーなどで出資でもして頂かない限り、カツカツの生活からは逃れられません。
そして、サッカースクールやチームなどはよほどのブランド力が無い限り市場価値は中々上がらないのが現状だと思います。
出資するメリットがあまり見つかりません。
地域総合型スポーツクラブであればまだ需要はありますが、。
そんな中でも、指導者という立場は立派な職業であってほしいと常々思っています。
しっかりとアップデート出来る環境、時間。
元プロでも需要が保てる時間は少なくなってきているようです。
常に学ぶべき立場ではありますが、収入が確保出来なければ、高いライセンス講習も受けられません。
もちろん、ライセンスがあれば市場価値は上がります。
しかし、そのライセンスを持っているからとあぐらをかいているのでは、アップデートもしませんし、選手の成長も中々し辛く、結局選手のセンスに頼るだけになるでしょう。
そういうチームがまだまだ多いという面、全体的な市場価値に影響してくるのもあると思います。
選手の人生に片足を入れているわけなので、絶対に何となくや曖昧な指導やアプローチは避けなければいけません。
もっとこのチーム運営に魅力や価値を見出すには、下の下からの指導者の意識を変える必要があり、そこには下積みの時間が必要ですが、今後を考えるとただの利益を求めての選手の奪い合いになるだけになります。
それでは価値もへったくれもないです。
勝つのも、指導者や保護者が一番本気になるのではなく、選手が本気にならなければいけません。
選手がしっかりと成長していれば、結果もついてくるのは肌で感じていた分、そこはまだまだ追求していきたいと思います。
そして、このプロセスを他の業界にもしっかり認知してもらい、少しでも魅力を感じとってもらえるよう、ギリギリな生活の中でももがいてみたいと思います。